当研究所所長 今野裕之先生が、
「国際栄養医学シンポジウム2025」に登壇しました。
【開催概要】
名 称:国際栄養医学シンポジウム2025
テーマ:未来を創る慢性炎症戦略
~統合医療と食習慣でデザインする20年後の世界~
会 期:2025年9月14日(日)~9月15日(月・祝)
開催時間:14日(日)10:00~17:30 懇親会18:30~20:30
15日(月・祝)9:00~17:00
会 場:ザ・グランドホール(東京/品川)
大会長:飯塚 浩
(一般社団法人日本オーソモレキュラー医学会/理事)
(臨床CBDオイル研究会/代表)
主 催:一般社団法人 日本オーソモレキュラー医学会
【講演抄録】
今野 裕之(Konno Hiroyuki)
ブレインケアクリニック名誉院長
「脳の炎症から認知機能を守る栄養戦略」
認知機能は様々な要因によって低下する。その代表的な要因が炎症である。認知症やうつ病など、多くの神経疾患・精神疾患の背景に脳の炎症が関わっている。炎症の原因は無数にあり、我々は炎症性物質に囲まれて生きていると言っても過言ではない。
炎症による脳への影響は、神経伝達物質合成経路、HPA軸、血液脳関門、アミロイドβなど認知症に関連する異常たんぱく質産生、グリンパティックシステムなど幅広い。したがって、治療においては炎症をいかにして発見し、改善するかが重要である。オーソモレキュラー医学に基づく栄養解析は一般的な基準範囲では問題にされない炎症の所見を見出し、食事や栄養の指導を最適化するのに役立つ。また、認知症と腸内環境の悪化が関連していることが明らかになっているため、リーキーガットの所見を見られる検査、食物に対するIgG検査、アルツハイマーズリンクス検査なども除去すべき問題を明確にできるため、予算が許す限り実施する。近年はPFAS・PFOSやマイクロプラスチックなど、有害物質が脳に与える影響も明らかになりつつある。完全に除去することは不可能であるが、可能な限り環境対策も実施し、認知機能を健康な状態に維持していきたい。










