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当研究所所長今野裕之先生が、千葉県浦安市の複合型高齢者介護施設「しずか荘」を訪問しました。

  • 2023.1.23
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当研究所所長今野裕之先生が、千葉県浦安市の複合型高齢者介護施設「しずか荘」を訪問しました。
こちらは福祉先進国として有名なスウェーデン出身のグスタフ・ストランデル氏が運営に関わっており、同国で開発された音楽療法「ブンネメソッド」や優しく触れる事で不安を和らげる「タクティールケア」が導入されています。

ブンネ®メソッドは、ブンネ氏により開発されたスウェーデンの音楽ケアです。
楽器演奏の知識や経験がない人でも、ブンネ楽器と呼ばれる簡単な操作で美しい音が出せる特別な楽器を使用します。
身体的な障害によって通常の楽器が演奏が難しい方でも、ブンネ楽器を使うことで楽器の演奏が可能です。
音楽を通じて創造的で楽しい時間を送ることで脳に刺激を与え、活性化するとともに、達成感や開放感を味わうことができ、生活に”喜び”や”楽しみ”を加えることにもつながります。

今野先生もブンネ楽器を演奏してみましたが、とても簡単に演奏ができたそうです。

タクティール®ケアは、介護者や看護者の手で相手の背中や手足に優しく「触れる」ことで、脳の視床下部から別名「幸せホルモン」とも呼ばれるオキシトシンが分泌され、ストレスや不安、痛みなどが緩和されると言われている緩和ケアにおけるスウェーデン独特の療法で不安やストレスを軽減させ、痛みを緩和する効果が期待されます。
認知症の周辺症状の緩和も期待できるようです。

因みに「しずか荘」さんはお部屋が何階の何号室という表記ではなく、3階なら3丁目1番3号など住所のようになっていました。

社会福祉法人 一静会 しずか荘 | 特別養護老人ホーム・デイサービス・グループホーム
https://issei-kai.org/

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